我が家の長女は2歳頃からいびきをよくかいていました。
最初は「たくさん遊んで疲れたんだなぁ」と思っていたのですが、中々治らず、むしろどんどん酷くなっている気がして。。。
ついには無呼吸症候群のような症状も出始めてきたので、病院で色々と検査をしたり調べてもらった結果いびきの原因はハウスダストによるアレルギー性鼻炎でした。
まさか原因がアレルギーとは全く気がつきませんでした。
本記事では担当医から教わった、就寝時のいびきを軽減する方法をお伝えします。
いびき対策をする前に知っておきたいこと
いびき対策をする前に知っておきたいことをお話ししていきます。
担当医の診断に基づいて、お伝えしていきますが、個人的に大事だったなと思うことなので記載しておきます。
「いびき」の原因は人それぞれなので、その原因を調べてあげることがまずは重要だと思います。
娘のいびきの場合、アレルギー性鼻炎が関係しており、生まれつき骨格が小さく顎の筋肉も弱いため口が開きっぱなしになっていることも要因だと考えられます。
原因や要因によって対策の仕方も変わってくると思うので、まずは、信頼できる担当医を探すことも大切ですね
1・年齢的なものもあるので経過観察
アレルギー性鼻炎と診断されましたが、まだ小さいため自然に治っていく可能性もあるとのことでした。
娘は、風邪をひいたり熱を出したりする時、扁桃腺が腫れていることが多く、周りの子よりも扁桃腺が大きい(扁桃肥大)と言われていました。
ちょうどいびきが大きくなり気になり始めた3歳〜7歳頃(人による)にピークとなり、徐々に小さくなっていくようですが、どこまで小さくなるかは人によって違うそうです。
先生にも「8歳くらいにはだんだんいびきもマシになってきますよ。」
と言われましたが、小さくならずに扁桃肥大が慢性化し大人になる人もいるようです;;
僕は扁桃肥大が慢性化して、アレルギー性鼻炎も良くならないまま大人になったパターンです・・・
いろんなケースがあるので、ひとまず経過観察をして、8歳を過ぎても改善されないようなら対策を!とのことでした。
2・呼吸の仕方を変える
特徴として、鼻呼吸が苦手で常に口呼吸になっている子は扁桃肥大を起こしやすい場合が多いそうで、娘ももっぱら口呼吸・・・
まずは、「起きている間も鼻呼吸ができるようにしないといけない。」と言われました。
「あいうべ体操」など口の周りの筋肉、顎の筋肉を鍛えるエクササイズがおすすめだそうです。
口呼吸だと、ウイルスの侵入を歓迎している状態で風邪などのウイルスが喉に直接付着してしまうため、人よりも感染する可能性が高くなるとのこと。
鼻呼吸がしっかりできる子は、鼻から吸ったウイルスが喉に侵入してくるのを防ぐことができ、風邪をひく確率が低いとのことでした。
確かに、生まれた時からちゃんと口を閉じて寝ている次女はあんまり風邪を引かないです。
3・生活習慣を見直す
担当医から言われたことの1つに「生活習慣を見直す」ということがありました。
その先生曰く、アレルギー対策には有酸素運動をするのが効果的だそうです。
確かによく考えたら娘に圧倒的に足りないのは「運動」でした。
診断された頃は、次女と三女がまだ小さくて平日の夕方は外で遊ぶ時間を作ってあげられず、休日にしか外で遊ぶ時間がありませんでした。
ですがお友達の家に遊びに行った時に話を聞いていると「学校から帰ってきて宿題が終わったら夕方6時のチャイムが鳴るまでずっと外で遊んでる」とのこと。
子どもの体力を侮ってはいけないと肝に銘じた日でした。笑
まずは大事なポイントとして3つ紹介しましたが、これだけに限らずできる対策があれば試してお子さんに合ったものを続けて観察していくのがいいと思います。
いびき対策枕はこれに決まり!選ぶ時に押さえておきたいポイントは?
いびき対策として担当医からおすすめされたのが「子供用枕」「抱き枕」でした。
子ども枕を使用し睡眠時の体勢を高くすることでいびきの軽減に繋がり、横になった状態でも鼻で呼吸がしやすくなるそうです。
お子様に合った枕を選ぶ時に大事なポイントやおすすめの商品を紹介していきます。(※気まま調べ)
選ぶ時のポイント3つ
- 子どもに合った高さを選ぶこと
- 子どもが使いたいと思えるもの
- 清潔を保てるもの
子どもに合った高さを選べること
まず1番に子どもに合った高さの枕を選ぶことが重要です。
高さが合っていないと寝ている時に枕から頭が落ちたり、首が痛くなったり、睡眠の質に影響します。
ビーズやクッションを自分の好きな高さに合わせて調節できる枕や抱き枕がおすすめです。
子どもが使いたいと思えるもの
私が選ぶ時に考えたのは「子どもが大事にできるかどうか」ということでした。
親が選んだいいと思うものと、子どもがいいと思うものが違うことってありませんか?
私と娘は好きな服装などの趣味が違うので、基本私の好きと反対のものが好きです笑
なので、ここは子ども主体で子どもが自分で続けたいと思うものがいいなと思いました。
清潔を保てるもの
最後に、清潔を保てるものがいいです。
担当医によると布団などほこりの付くようなものは、洗えるものが1番いいとのことでした。
特に「ポリエステル」の生地は洗えて割と乾きも早いのでおすすめだそうです。
ニトリやナフコなども見に行ってどんなものがいいか一緒に考えましたが、可愛いものは多いけど柔らかくて枕というよりぬいぐるみのような感じだったので、我が家ではNGでした> <
どうしても可愛いものに目がいってしまうので、今回の枕はそういう可愛いもの目的ではなく、きちんと買う意味や目的を話しました。
娘が選んだ枕はこれ!
選んだ理由
- 高さが変えられる(左・真ん中・右)
- 自分の睡眠を知れる「睡眠チェックシート」付き
- 専用枕カバーと可愛い名前ワッペン付き
- 全部洗える
- 12歳まで使える
私の意見も混ざってるけど、本当に自分で考えて選んでて購入から1年経った今でも毎日使っています^^
子どものいびき対策に子ども枕を使用して1年!実感した効果や失敗
子どものいびき対策として、まず子ども枕を検討しました。
担当医もおすすめしていた抱き枕も視野に入れていましたが、上記で選んだ子ども枕でまずは試してみることに。
<実践したこと>
なるべく毎日、枕を使う(高さ調節しておく)
定期的に洗濯をして清潔を保つ
私が寝る時に枕から落ちていたら乗せる
実践することと言っても、子どもが「枕を使って寝る」だけなので難しいことは特に何もしていません。
ただ清潔を保つことは親の私たちの仕事かなと思い、1〜2ヶ月くらいのペースで天気のいい日には干したり、洗濯を定期的に行いました。
1年間続けたのは、その2つだけです。
枕を使っている間は気道を確保できるのか、鼻呼吸することが増えました。
ですが、元々寝相が悪く枕から落ちることも多々あり、その時は口呼吸に戻ったりしています。
ただ、年齢が上がるにつれて気管が広がりつつあるのか、鼻呼吸で寝られることが増え風邪を引く回数も年間で見て減りました。
ダニが舞う時期や花粉の時期には咳、鼻水が酷くなりますが病院に通院する回数も減り、薬を毎日飲むこともなくなりました。
担当医にも「本当は軽い薬でも続けた方がいいけど、薬に頼りすぎるのが嫌(私が)ということなので、酷くなったり辛いそうな時に使う形でいいと思う」と言ってもらえるくらいになりました。
娘も「薬飲まなくてもいいくらい強くなった」と先生に言われて自信になったようです^^
まとめ|子ども枕はいびき対策に効果あるのかを調査した結果
担当医から教わったことを自分たちなりに考えて、子ども枕がいびき対策に効果があるのかを調査した結果を書いてきました。
最後にもう一度、子ども枕を使用したメリットやデメリットをまとめていきます。
- 鼻呼吸で寝られる日が増えた
- 枕を使うことで気道が確保できるのか呼吸が楽そう
- ”自分だけの枕”という特別感が嬉しそう
- 薬を飲まなくてもいい日が続くようになった
- 定期的なメンテナンスを怠るとハウスダスト等により逆効果
- 寝相が悪いと途中で枕から落ちている
我が家もまだ使用して1年と期間が短いので、まだまだこれからですが、たったの1年でもかなりの効果があったと思います。
お子様のいびきやハウスダスト等によるアレルギー症状などに悩んでいる方に試してほしいことは「いびき対策枕や抱き枕を使ってみる」「布団などを一斉に洗濯する」これだけです。
娘は布団や枕など寝具を洗濯すると咳をしなくなるので、布団の洗濯はかなりの効果があるので試してみてください^^