今年もこの時期がやってきました。
梅雨のじめっとしたこの空気、これからやってくる真夏の蒸し暑さを考えると夏が苦手な私は、毎年6月が来ると毎日が憂鬱になります。
憂鬱になる1番の理由が『雨が長期間続くことで溜まっていく洗濯物』です。
洗濯物を溜めるのが嫌いで、雨でも洗濯してコインランドリーに乾燥をかけに行くという日々を過ごしていました。
これ、絶対に衣類乾燥機を買った方がお得だし、楽だよ
と夫に言われ、そこでようやく衣類乾燥機の検討をはじめました。
<今まで衣類乾燥機を買わなかった理由>
- 衣類乾燥機の効果に期待していなかったから
- 家から数分でコインランドリーに行けたから
- 数か月だけのために買う必要性を見い出せなかったから
機械も割とデカいし、保管しておく場所もなかったので買い物ついでにコインランドリーに行く方が私にはちょうど良かったのです。
買ったはもののどうやって使うのが良いのか?どうすれば効率よく乾かすことができるのか分からず、とにかく試行錯誤の日々。
私のように「少しでも速く乾かしたい」「電気代を抑えたい」と同じように悩む人も多いと思います。
そこで、試行錯誤した結果いつもより早く乾かすことができるようになった方法を紹介します。
その前に…昔の自分に言ってやりたい。
つべこべ言わずに衣類乾燥除湿機、早く買え
- 衣類乾燥除湿機のメリット・デメリット
- より効果的に使う方法
- 衣類乾燥除湿機を使うべきなのは○○な人
衣類乾燥除湿機のメリット・デメリット
まずは、衣類乾燥除湿機のメリットとデメリットについて解説していきます。
ちなみにですが、除湿機には、デシカント式とコンプレッサー式、この2つを兼ね備えたハイブリット式の3種類あります。
今回は、私が購入したコンプレッサー式除湿機のレビューを書いています。
種類の違いについてはこちらの記事をご覧ください。
衣類乾燥除湿機のデメリットは?
私自身も衣類乾燥除湿機を購入してからまだ3ヶ月ですが、梅雨真っただ中で購入したため届いてからほぼ毎日使用していました。
使用しているうちに分かったデメリットは、4つありました。
- 振動音がうるさい
- 重たいので簡単に持ち運びできなさそう
- タンクの容量が小さいと水捨てが面倒
- 部屋の温度が高くなる(デシカント式とコンプレッサー式で多少違いあり)
- 気温が低いと効果が下がる
振動音がうるさい
静音タイプの物を購入しましたが、床から振動音が響きます。
夜も寝られると記載があったのですが、普段から小さい音でも敏感な私には少々うるさく感じ、夜に使ってみた時は気になって寝られず、すぐに消しました。
我が家は特に2階の引き戸で繋がっている部屋半分(寝室の真横)で使用しているので特に気になったのかもしれません。
築30年以上の木造2階建てなのも音が良く響く原因かもしれません
コンプレッサー式は重量がある
届いた段ボールごと持ってみると重たい…
女性が1人で運ぶのはちょっと大変かなと感じました。
コンプレッサー式はモーターがあるので重量があり、デシカント式はコンプレッサー式に比べると軽量の物が多いそうです。
タンクの容量が小さいと水捨てが面倒
どの除湿機にも取れた湿気を溜めておくタンクがありますが、このタンクの容量が小さいと使用状況によっては何度も捨てないといけない可能性があります。
ちなみに私が購入した除湿機は、最大容量が6.5L・毎日4~5時間の使用でタンクの半分くらいに水が溜まっています。
近くに水を捨てられる場所があるか、購入前に確認しておくといいと思います。
部屋の温度が高くなる
デシカント式、コンプレッサー式どちらも使用すればヒーターの熱で部屋の温度が高くなります。
温度の上昇には2種類で平均4~5度ほど違いがありますが、デシカント式のほうが熱量が多いため部屋が暑くなります。
実際に私も温度計を置いて計っていましたが、別の部屋(窓を開けて喚起している)と比較しても2~3度高くなっていました。
気温が低いと効果が下がる
6月~8月頃はすごくいい働きをしてくれていたましたが、9月に入り気温がだんだん下がってくると雨の日は湿度は高いが気温は28度止まりで、蒸し暑さはなくなりました。
そんな中で、衣類乾燥除湿機を使用しましたが、やはり夏場の気温が35度を超えるような日に比べると乾きが遅かったです。
特にジーンズのズボン、夫の服(LサイズのTシャツ)は、4時間では無理でした。
乾ききるまで使用してみると、+2時間(合計6時間)でしっかり乾きました。
2時間で電気代は14円ほどなので、全然気にならないですよね!
多少効果は下がるものの全く乾かないというわけではないので、使用時間は長くなりますが安心して使えます
衣類乾燥において除湿機はメリットが多い
今回、長期間除湿機を使用して思うことは、デメリットもあるけど断然得られるメリットのほうが大きいということ。
- 連日続く雨で洗濯物が溜まるストレスからの解放
- コインランドリーに行く時間を有効に使えるようになった
- コインランドリー代よりも電気代の方がお得
- 部屋干しの嫌なにおいが全然なく、カラッと乾く
洗濯物が溜まるストレスからの解放
雨の日ってどうしても洗濯物が溜まりがちですよね。
部屋の中だと干す量も限定されてしまうので、脱衣所に山盛りになっていく洗濯物がとってもストレスでした・・・
雨の日だけではなく、1泊旅行など数日間家を空ける時もタイマーをつけて使用できるので、溜まる洗濯物を回避できます。
時間の有効活用
今までコインランドリーに持ちこんで、その間に買い物をして取りに行って帰って畳むというリズムがありました。
それが嫌だったわけではないですが、乾燥機にかけている時間内で買い物をしないといけないので、気が焦ることがありました。
買い物と乾燥機の時間がぴったり合えばいいですが、買い物が早く終わった時には乾燥が終わるのを待つことになります。
その時間がもったいないなと感じることも多々あったので、有効に使えるようになったのはとても大きいです。
無駄な出費を抑えられる
コインランドリーに行くと、最低でも300円は使っていました。
今住んでいる地域は、15分100円と割と安いほうだと思うのですが、それでも1回で300円(洗濯物2日分、洗濯物が多い時)は結構な出費ですよね。
それが、1回の使用が5時間で約35円(1時間約7円)とかなりお得です。
コインランドリーに行く手間を考えても、除湿機を使う方が節約になるのは明らかです。
最近、電気代が高騰してるからめちゃくちゃ気になってたけど、コインランドリーのほうが無駄だった・・・
これからは布団など、家ではどうにもできないものだけコインランドリーにお世話になることにします。
特有の嫌なにおいがなくなった
今まで、部屋干しをすることもありましたが、除湿機を使用しないでリビングに干していると部屋はジメジメするし、乾いた洗濯物から嫌な臭いがすることもありました。
除湿機であの臭いがなくなる訳がないと思っていましたが、いざ使って見てびっくり。
柔軟剤のいい匂いしかしない!!!
外で干す時よりも柔軟剤の香りが部屋中に充満していて、苦手な生乾き臭が一切しなったです。
衣類乾燥除湿機を効果的に使う方法は6つある
それでは、本題です。
衣類乾燥除湿機を使った方がいいのは分かってもらえたと思いますが、せっかくならもっと効率よく乾かすことができたら…と考える人は多いと思います。
いくら電気代が安く済むとはいっても、ずっと振動音が鳴っているのも嫌だし、なるべく速く乾いてくれたら家事の時短にも繋がりいいことしかないですよね。
何回か試行錯誤して1日4~5時間で完璧に乾かす方法を見つけましたので、紹介します。
- 洗濯物の真下に置く
- できるだけ部屋の中央に置く
- サーキュレーターを合わせて活用する
- 部屋はなるべく閉め切る
- 物干しハンガーなどを活用して空気の通りを意識する
- 分厚いものから中央に干す
- 5人分の洗濯物(子ども3人、3回着替えた日…)
- 80%あった湿度は4時間後48%以下になってました
何度か違うパターンも試しましたが、①~⑥すべてを実行するほうがより早く乾きました。
環境によってすべて実行できない場合もあると思いますが、①②③④はなるべく意識したほうが良いと感じました。
あ、あとタオルは全部広げて真っすぐ干すと良かったです
洗濯物が乾かない?早く乾くための条件はたったの3つ!
洗濯物が乾きづらくなってきた頃、ふと『洗濯物が乾きやすい温度、湿度ってどのくらいだろう?』と疑問に思い、探してみました。
すると、似たような記事に書いてある大事なことはたったの3つでした。
洗濯物はその素材や衣類の構造によって乾く時間がまちまちですが、乾くスピードに大きく影響するのが「温度」「湿度」「風」の3つです。
まず、温度は高いほうが乾きやすくなります。早く乾かしたいときは最低でも20度以上の環境を作りましょう。湿度は低い方が水分を速く蒸発させます。湿度50%を超えている場合、空気中の水分量が多く洗濯物が乾きにくくなってしまいます。
引用元:ソロテックス
『温度20℃以上』『湿度50%以下』『風』の3つの条件が揃うと早く乾くようですね。
やっぱりサーキュレーターで風を送るのって重要なんだね!
衣類乾燥除湿機を使うべき人とは?どんな人におすすめ?
実際に使用してみて、次のような人には是非、衣類乾燥除湿機を使ってみて欲しいと感じました。
- 部屋干しをよくする人
- 部屋干しの嫌なにおいが気になる人
- 狭い部屋で干す人
- カビの生えやすい場所がある人
- 大人数の洗濯物を乾かす必要のある人
- 雨や雪が多い地域に住んでいる人
- 夜に洗濯する機会が多い人
除湿機には、『カビの抑制』『結露を取る』『湿気をとる』効果があります。
部屋干しで湿度が高くなると、家具などにもカビができやすくなりますが、除湿機を使えばそれを抑えることができるので部屋干しだって怖くない^^
まとめ|衣類乾燥除湿は必要!効率的よく使いこなそう
衣類乾燥除湿機の効果的な使い方を紹介してきました。
解説したことを最後にまとめておきます。
- 洗濯物が溜まるストレスからの解放
- 部屋干しの嫌な臭いがなくなる
- 雨の日、雪の日でも気にせず洗濯できる
- コインランドリーに行く手間が省けて節約になる
- 部屋のカビの発生を抑制できる
- 振動音がする
- コンプレッサー式は重たいものが多く持ち運びは難しい
- コンプレッサー式は気温が低いと効果が落ちる
- タンクの容量が小さいと水捨てが面倒
<衣類乾燥除湿機を使って早く乾かすためのコツは・・・>
- 洗濯物の真下に衣類乾燥除湿機を置く
- 室温は20℃以上、湿度は50%以下に保つ
- サーキュレーターと併用する
- 部屋は閉め切って使用する
- 部屋の広さや干す場所によって、干し方に注意する
簡単に買える値段の物ではないので、しっかり検討してご家庭に合ったものに出会った時は、是非この感動(洗濯物が速く乾く)を味わってほしいと思います。
楽天マラソン、楽天スーパーセール、Amazonブラックフライデーなどお得に購入できるチャンスに合わせてサーキュレーターも買うといいですよ~
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