子供の風邪が治らなくて心配…早く治す方法が知りたい
早く治すのに大事なことは2つだけ。食生活アドバイザーの私が、風邪に効く食べ物も合わせて紹介していくね
ここ2.3年、気候変動で異常気象が続いていますね。
極寒な日もあれば、冬だとは思えないくらい暖かい日があったり・・・
免疫力の低い子どもは大人よりも風邪をひきやすいので注意したいですね。
うちの長女も鼻風邪が一向によくなりません。
かかりつけ医に相談すると「3歳くらいまでは仕方ない」とのことでした。
「仕方ないから放置」というわけにもいかないので何かできることを考えて試したところ、なんと3日で効果が出ました!
- 風邪になる原因
- 風邪を引いた時に優先すること
- 風邪に効く栄養素と食べ物
- ぐっすり寝かせる効果的な方法
風邪ってなんなの?
風邪とは、一言で言えばウイルスです。
身体に侵入してきたウイルスを退治しようとして熱が出たり咳や鼻水が出たり、色んな症状が現れます。
〇〇ウイルスなんていうのは数多くあり特定することができないこともあります。
インフルエンザやノロなど区別されやすいウイルスもありますが、特定しにくい時には「風邪」とひとまとめにされます。
ですが、なんだかんだで厄介なのがこの「風邪」です。
鼻風邪、咳、微熱、なぜそんなことが起こるのか?
原因は人それぞれ?
風邪が起こる原因は人によってさまざまですが、代表的な原因はこちら。
・花粉や黄砂
・ホコリ、ハウスダスト
・朝晩の寒暖差によるもの
・寝冷え、湯冷め
などが一般的だと思います。
「喉や鼻にくるもの」「熱がぐんと上がるもの」原因によって症状の軽さや重さも違うでしょう。
風邪を引いたらすぐに病院に行った方がいいのかな?
自然治癒力を育てるのも大事なので、高熱や感染症の可能性がない場合は少し様子をみてから判断しましょう
風邪の時にやるべきこと
風邪の時に優先するべきことは2つだけあります。
- よく寝る
- しっかり食べる
これが1番ですが、小さい子だと安静にしてくれないですよね。
- こまめに水分補給する
- 部屋の温度や湿度を管理する
- 家の中で遊ぶ(絵本・積み木などなるべく座って集中できるもの)
- 寝る時にはぐっすり寝られるように環境を整える
子どもは体調の変化が激しいので、常に様子を観察しておくことだけ忘れないでくださいね。
風邪の時に採るべき栄養素と風邪に効く食べ物
風邪の時に食べるといい栄養素は3つあります。
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンC
この3つを他の栄養素と合わせてバランスよく摂取するようにしてください。
ビタミンAが豊富な食べ物
ビタミンAの主な働きには「粘膜の保護」「抵抗力を強める」「抗酸化作用」などがあります。
- うなぎ
- レバー(鶏・豚)
- 卵黄
- 人参
- 大根
- ほうれん草
- 小松菜
- にら 他
ビタミンB1が豊富な食べ物
ビタミンB1の主な働きには「粘膜の健康維持」「糖質からのエネルギー産生」があります。
- 豚肉
- 大豆
- かれい
- 栗
- 玄米、全粒粉 他
ビタミンCが豊富な食べ物
ビタミンCの主な働きには「抵抗力を強める」「アンチエイジング」「抗酸化作用」があります。
- みかん
- レモン
- キウイ
- いちご
- パプリカ
- 緑黄色野菜 他
風邪に効く食べ物
風邪に効く代表的な食べ物は「生姜」「ハチミツ」「ねぎ」です。
中でも「ねぎ」が優秀で、ねぎには「硫化アリル」という成分があります。
硫化アリルが持っている作用は
・疲労回復・・・疲れをとる
・殺菌作用・・・菌をやっつける
・血行促進・・・体を温める
・免疫力を高める・・・菌をやっつける
・胃腸の働きを増進・・・食べ物の吸収がよくなる
風邪にはもってこいの食材ですよね♪♪
また、はちみつや生姜にも同様、殺菌作用があったりたくさんのビタミンが入っていたり風邪の時にはとっても役に立ちます!
※ハチミツは1歳未満の子ども・まだ食べたことのない子どもには与えないようにしてください
食欲がない時に食べやすいもの
・生姜スープ
・野菜のくたくたスープ
・はちみつレモン
・鍋焼きうどん
・玉子雑炊
・鶏雑炊
とにかく、喉をスッと通るものを食べさせるといいですよ^^
うどんなら好きな子どもも多いので風邪でしんどい時でも多少は食欲が湧きます。
\ おすすめうどんレシピはこちら /
風邪の時にぐっすり寝かせる方法
寝る時に困る理由で最も多いのが、こちらの2つ。
・鼻が詰まって寝られない
・咳が出て苦しそう
長女も3週間くらい咳が続いていて、寝るのが苦しそうです…
やはり3歳までは仕方のないことなので、寝る時に環境を作ってあげることしか出来ないようです。
ぐっすり寝かせるポイントを効果のある順番で5つ紹介します。
①部屋を加湿する
加湿をすることで鼻の粘膜の湿度を保つことで鼻水を抑えることができます。
加湿器を使用する場合は湿度が40~60%になるように調整します。
加湿器がないという方は、濡れたタオルを部屋にかけたり、桶やバケツに水を溜めて安全な場所に置くことだけでOKです。
②寝る時の位置を高くする
上半身より上を高くすることで鼻が通りやすくなります。
大人用の枕に寝かせるだけで高さが上がるので十分効果があります。
出来る方は、上半身から頭にかけてリクライニングベッドのようなイメージで傾斜をつけるとより良いです。
バスタオルやタオルを布団の下に敷いて高さを調節してあげてください☺
コロコロ転がってしまわないように注意が必要ですよ!
③お風呂で体を温める
熱がない時は、お風呂で体を温めて体の中から温めてウイルスをやっつけましょう。
・お風呂上がりは、湯冷めさせないようする
・お風呂上がりには、水分補給をしっかりする
・鼻が詰まっている時はお風呂上がりに、鼻吸い器で吸引する
④鼻を温める・吸引する
鼻が詰まって寝苦しい時には濡らしたタオルを適度にレンチンし(火傷注意)鼻の上に乗せます。
半信半疑で試したら、詰まっていた鼻水がサーっと流れてきて驚きました
ベタベタ、ねばねばの鼻水にも効果があるので試してください♪
色々試してダメなら、耳鼻科へ行くことをおすすめします。
⑤玉ねぎを枕元に置く
玉ねぎにはネギと同じように硫化アリルが含まれます。
硫化アリルは、食材を切ると目が染みる作用があるものです。
あのツンとしたものが鼻の通りをよくしてくれます^^
※部屋が玉ねぎクサくなるので苦手な方にはおすすめできません
まとめ
風邪の時に効く食べ物や、ぐっすり寝られる方法を紹介しました。
効果は人それぞれですので、お子さんに合った方法を試してみてください。
治らない場合や心配な時はお医者さんに診てもらいましょう。
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